近所のお寺の広場は子供たちの遊び場です。
近くにあった本願寺は、赤門が付いていて、本堂のとなりに、大きな屋根つき仁王像が有った。
本願寺を舞台にした遊びが数多く有ります。
広場は、野球の練習が良く行われていた。
S合戦や、リレーの練習場、相撲、、、など いろいろ。
本堂の廊下は、花札トランプの場所だった。
そんな、本願寺を舞台にした思い出話です。
焚き火の思い出
夏の本願寺境内で焚き火をしていたときの事
今朝(川開きの翌朝)ひろってきた不発弾から解体して取り出した、薬包み(花火の光ながら飛び散る小玉)を火の中にほうりこんだ奴がいた。
周りで見ていた10名あまりが全員頭から焚き火の灰をあびて真っ白になった。
はじめはシーンとしてなにがあったのかわからないまま、飛び散った灰煙が晴れてくるとお互いの顔をみながらその形相に驚きながら笑い転げた。
鼻、耳、口の中にまで灰が詰まっていた。
お墓の鉄柵で鉄棒
お墓の鉄柵は、50cmくらいか、小学前くらい迄の子供の鉄棒にはちょうど良い。
いつものように、この鉄棒で回転したら、下の石柱に当たって額を縫う怪我をした。
目の前に石が有るなと思ったら、当たってしまって、落っこちた。
はは、失敗したと思って、額の汗を手で拭ったら、血がべったり。
びっくりして泣き出したら、産婦人科に担ぎこまれた。
幾針か縫う大怪我だった。
この額の縫い跡はずっと消えずに、トレードマークになった。
度胸試し
仲町へ遊びに行けば夏の夕方は本願寺で度胸試しとなる。
お墓の中を一周してくるのだが途中で脅かす役目の上級生が隠れている。
なかには墓石の花筒の中の水を汲んできたものを、頭から掛けられたりした。
これは腐った水で汚いし臭くて閉口した。
大体泣き出してしまう。
ドロじん(泥棒と巡査)
町中を走り回った
小学校の校舎裏に縛りつけられる(夕方まで開放されない)
S合戦
陣取り合戦のひとつ。
S字のサークルを地面に書きその外側を囲むように走路を書きその走路を伝わって敵陣の城を攻略するゲーム。
敵陣に入るときは片足ケンケンで入らなければ成らない。
倒されるか、両足を付いてしまった場合は捕虜となって城に繋がれる。
走路の内側の線を越えることは出来ないが、外側の線は出ることが出来るがそのときは片足ケンケンで行かなければ成らない。
そこで両足を付いたり、倒されたら捕虜扱いと成る。
外側の線(走路)の外には休憩所として島がいくつか作ってありそこでは両足でたつことが出来るしその中では戦いはしては成らない。
一歩ケンケンで出てからは戦となる。
グリコ・パラシュート・チョコレート
じゃんけんをしてで勝った人が、グー(グリコ)、パー(パラシュート),チョキ(チョコレート)と勝った手を言いながら進む。
早く目的地に着いた方が勝ち。