昔を思い出す事の効用
昔の思い出を語り合う事は回想法として注目されています。

昭和の桟橋で本を読む少女

<認知症は生活習慣病か?>

高齢者の認知症(ぼけ)は、生活習慣病の延長として捕らえる見方が多いようです。
生活習慣の改善として思いつくのは、、
  食生活、運動不足、、、

生活習慣のちょっとした改善で認知症リスクが大幅に減るばかりか軽度認知障害の患者が劇的に回復する。
認知症にならないために、どうすればいいのか?
そんな内容の本が発売されていました。

認知症予防のための簡単レッスン20 (文春新書)

<食の話題の中心は、油>

特に脳に効く油(オメガ3など)の不足を指摘する本は多く、食生活の改善、必要に応じてサプリメントの摂取が必要としています。

注目の油は、エゴマ油やオリーブオイル、ココナツオイル など多数有ります。

食べる楽しみも、地中海式ダイエット食も注目されています。
料理をしている時間が無い人や、もっと効果的に摂取したい人には、持ち歩き自由の高濃度サプリメントもあります。

<体や頭を使う>

運動は、楽しみながら、頭を使いながら。
今、社交ダンスが注目されています。

認知症の予防には回想法

映画「三丁目の夕日」が注目されたり、昭和30年代が注目されるのには訳があります。
昔の楽しいことを思い出すのは痴呆症の予防に効果が有ると言われています。

回想法という痴呆症の予防の技法が有ります。

参照) ウィキペディアの回想法

ウィキペディアによると、
  回想法は、カウンセリングと違って、生きてきた軌跡の中でも、明るく輝いていた時代の内容を話題とする
  とくに10歳~15歳の記憶(ADL記憶)を維持することが回想法の目的

昭和30年代は正しく団塊の世代にとっての少年期、その時期の楽しかった思い出を思い出させる事、そして話してもらう事。
「三丁目の夕日」を見た人はこころも温まり、当時の思い出を話題にし、昔の記憶に少し興奮したのではないでしょうか。

「三丁目の夕日」回想法を意図したのかどうかはともかく、高齢化社会を迎えての切り札のひとつと言えるのではないでしょうか。

回想法に興味を持った人には、


写真でみせる回想法―付・生活写真集 回想の泉

昭和30年代を中心にした懐かしい、誰もが話題に入っていける心温まる写真集を手がかりに、回想に導いていく実践方法が紹介されています。

昭和スターかるたは回想法の手段となる

「昭和スターかるた」の 昭和歌謡を彩る45人のスター は 団塊の世代を対象の中心にしてはいても、
 活躍期間に幅を持っているため幅広い世代に話題を提供できます。

 回想法は糸口を与えるだけで、あとは自分の記憶を紡いでゆきます。
 昭和スターかるたには、そんな出会いがあなたにもきっとあると思います。

 グループで行うかるた、他の人が話す思い出も記憶を思い出すきっかけになります。
 「昭和スターかるた」は、カウンセラーの助けを借りるまでも無く、遊びながら病気の予防になる一石二鳥のグッズです。

回想法に使える昭和の写真


女神の時代DVD12巻セット~昭和の時代を彩った美しきスタアたち~

  映画雑誌の各誌面から、昭和のスタア242人のポートレート写真などで構成しています。 
  思い出に浸たりながら、昔の自分を振り返るきっかけが掴めます。

すぐに使える!介護レクリエーション 思い出しカード 風景編
  
すぐに使える!介護レクリエーション 思い出しカード 風景編

 昭和の暮らしで 写真回想法のシリーズは、懐かしい写真と共に遠い昔に戻れます。
  昭和の暮らしで 写真回想法 1子どもと遊び [ 鈴木正典・須藤功・萩原裕子 ]
  昭和の暮らしで 写真回想法 2家事と娯楽 [ 鈴木正典・須藤功・萩原裕子著 ]

 昭和 台所なつかし図鑑 (コロナ・ブックス)

 
想い出かたり―写真で回想してみませんか

歌うとか、話すとかも良いようです。

思い出の糸口を引き出す、コミュニケーションカードとしてライフヒストリーカードが有ります

ライフヒストリーカード

認知症の予防には社交ダンス

認知症の予防には社交ダンスがいいんだと
 

国立長寿医療研究センターで社交ダンスが認知症予防につながるのかを調べる臨床試験を愛知県内で始めて効果が確認された

 との報道が2014年8月5日の朝日新聞に載っていた。
 
 社交ダンスが高齢者の健康に良いとの話は以前から有ったが、最近注目されている認知症
 

認知症の「予備軍」は、全国に約400万人いると推計されている。
40代から健康的な生活を心がけるべきだ、という専門家の意見もある。

 認知症の進行の予防に何が効果が有って、何が効果が無かったか、いろいろな臨床試験が行われているようだ。
 読書やかるた、楽器演奏、社交ダンスなどが効果が有ったとされている。

 高齢者の健康つくりには適しているのだろうがウォーキングは、効果が確認されなかったという。
 効果があるものとしては、頭を使って考える、音楽を聞く、体を動かす などが特徴として見えてくる。
 まさに社交ダンスはうってつけの予防法だ。

認知症に進むのを防ごうと、さまざまな研究が試みられている。
 サルサの軽快な音楽に合わせ、10人の男女がステップを踏む。1曲終えるごとに拍手がわき起こった。
 (愛知県大府市)は、

 認知症高齢者の社交ダンスを扱った映画が数年前有った。

  「わたし」の命(みち)我が命のタンゴ

 橋爪功が認知症に罹ってゆくドラマは、実際のエピソードを基に描かれたという。
 アルゼンチンタンゴが認知症の緩和に使われていた感動ドラマだ。

認知症の予防の社交ダンスは

認知症の予防にはエゴマ油

認知症の予防にはエゴマ油がいいんだと

健康関係の本に、油について書かれているのが目立つようになった。
そういえば10年くらい前にトランス脂肪酸や植物油とオメガ3の話がブームになったことが有った。

今話題は認知症に。

健康に良いとは、前から言われていたが、なかなか普及しないオメガ3を多く含む油。
オメガ3の含有量ではトップクラスの亜麻から作る亜麻仁油(フラックスオイル)、しそ科の油のエゴマ油。

欠点は、酸化しやすく扱いにくい、そして割高。

熱に弱い為、加熱する料理の油としては使えない。
日光などでも酸化するため、透明な容器だったら保管場所にも注意が必要。

サラダなどに少量振り掛けて食べるのがふつうの使い方。
健康法として、そのまま摂取するなどもある。

家庭では大量に使えないので、割高でも小瓶が欲しい。

油と言えば、使いやすいゴマ油やオリーブ油選んでしまう。
オメガ3はEPAなどのサプリに頼り勝ちになる。

認知症の予防にエゴマ油が効果的とのテレビでの紹介が有った。

 主治医が見つかる診療所

サプリよりは自然の油で摂りたいオメガ3。
毎日楽しく簡単な調理法はないものか。
酵素を大事にするスロージューサーでのジュースにミックスするなどは合う食材が多そうな気もする。