時代の人気のキャラの絵のメンコ
時代の人気のキャラの絵のメンコ

全国的にいろいろな呼び名がある面子(メンコ)千葉の田舎では、パッコと言っていた。

各地の面子の方言や遊び方は、 ウィキペディアの「めんこ」 に詳しい。

切れ目が入ったメンコ(トンビ)
切れ目が入ったメンコ(トンビ)

円形パッコの変形で、小型で切れ目が入っていてゴムに掛けて飛ばすものを「とんび」と言う?
田舎では、極小型の硬い紙性面子をとんびと言った。

子供の遊びは方言の溜まり場でもある。

パッコの思い出

パッコ を使った遊びは、はじき、あおり、さわらなど
全国的に流行っていた遊びだが、遊びの用具のパッコは小見川ローカルな呼び名のようだ。

当時のパッコの表には相撲取り、野球選手の名前と似顔絵が印刷してある。
長方形と円盤があり、円盤は5種類くらいのサイズがあった。
小(5~6センチ)、10センチ、15センチ、20センチで大は30センチになる

ところが30センチになると空気抵抗が大きくて強くたたきつけたれなくなる。
団扇のように風を送って相手をひっくり返すことになる。

平坦な所では、なかなか勝負が決まらない。
ちょっと凸凹した所や、石が多いところで勝負した。
小さいパッコで大きいパッコをひっくり返すのが快感だった。

とんびの思い出

とんび(パッコの円盤の小さく硬くしたようなもの)を使った遊びは、
5円玉と10円玉くらいのボール紙の円盤を飛ばしたり、
めんこの様に縁をたたきつけて、相手の円盤をひっくり返すトンカチ。

円盤の周囲には蝋がしみこませてあり、幾分硬くなって滑りやすくなっている。
牛乳瓶のふたが紙で出来ており少し大きいが代用のとんびにはなった。
フルヤ牛乳、興新牛乳があった。

現在の農協の向かい側あたりに、牛乳の瓶詰め工場があった。
後にバス会社の車庫になり、映画館が出来たりした。(銀映と呼んでいた)

今は?

此処に何が有ったと言われても、なかなか思い出せない年齢になった。